解説【第二の人生】

070214【第二の人生】
団塊世代の大量退職の話題などもあり、彼らが仕事人生の後の“第二の人生”をどう生きるのか?
また、団塊の世代が形成する市場にどうやって参入していくのか?など、最近はこの“第二の人生”という言葉をよく耳にするようになりました。
今回解説するのは、団塊世代の“第二の人生”とは少し違う世界。
アメリカ発のインターネットの中のお話です。
リンデンラボ(Linden Lab)という会社が提供しているのは、インターネット上のバーチャルコミュニティ空間。CGの人間を操って、この世界を楽しみます。
現在は英語版のみとなっていますが、まもなく日本語版が発表されるようです。
現在、世界中で3万人を超える登録者数があり、常に1万人がこの空間にアクセスして、バーチャルコミュニティの世界を体験しています。
この空間の名前が正に、『セカンドライフ(Second Life)』。
googleの検索でも、“セカンドライフ”とカタカナで調べただけでトップに出てくるので、日本での注目度もかなり高いことがわかります。
今までも、インターネット上のバーチャル空間を提供しているものはいくつかありましたが、『セカンドライフ』の毛色が少し違うのは、ゲームではないということ。
その世界に登場するのは、ゲームの登場キャラクターではなく、完全に自分の分身なのです。
ただし、風貌や性別などは自由に設定することができます。
男性が女性を演じたり、リアルな世界で容姿にコンプレックスを持っている人が、理想の姿に変身することも自由です。インターネット全般に言えることかもしれませんが、カンタンに自分を偽れてしまうことには弊害を感じます。
どんな形であっても、この世界に参加した後は何をするのも基本的には自由なのです。
バーチャルな自分の分身と、地球のどこかの見知らぬ人の分身がおしゃべりをして、コミュニケーションを交わす。
バーチャル空間の、まだ未開発の土地を購入して自分の家を建てる。
または、お店を構えて商売を始める。
実際の生活で何か商売をしている人が、この世界の中で宣伝活動をすることも可能です。
実際に、大手の企業が『セカンドライフ』内に広告を出していたり、リアルとバーチャルを連動させたキャンペーンを行っていたりします。
商売における成功が、徐々にあらわれ始めています。
まもなく日本語版が発表されるそうなので、イヤでも耳にする機会が増えると思います。
一応18禁にはなっています。
なぜならば、オトナのタノシミも体験することができてしまうからです。
ただ、年齢制限をかけても18歳未満の人が参加するのは容易でしょう。この世界の参加、活用の仕方などには十分注意が必要だと感じています。
ぼくが現役引退後のことを考えるのは、まだまだ先のことですが、ぜひ充実の“第二の人生”にしたいとは思っています。
引退までの長い時間の中で、ぼくを取りまく環境や技術力が、どんどん進歩していくはずです。
将来、現役引退後の選択肢の一つが『セカンドライフ』ということも、あり得るかもしれません。
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