解説【そんなもので車が走るのか?】

『求工会』の“Q”公開

070119【そんなもので車が走るのか?】
天ぷら油で走る車は、芳ばしい香りがするのでしょうか?

車の燃料は、石油ベースのものがあたりまえになっていますが、
世界初のディーゼルエンジンは、なんと“ピーナッツ油”が原料だったそうです。
時代が移り行くにつれ、
高性能・高燃費の石油系燃料が支持されるようになりました。

環境保護の意識が高まり、自動車などのあり方が見直されています。

取り組みのひとつが、石油燃料に依存しない、『バイオフューエル』の活用。
天ぷら油の廃油のリサイクルは、そのひとつに過ぎません。
サトウキビやトウモロコシなどを発酵させ精製する方法もあります。
ヨーロッパの一部の地域では、専用のガソリン給油所ができているそうです。

今回片山右京さんは、もっとも過酷なレースといわれるパリダカールラリーに
この、バイオフューエルを燃料としたレーシングカーで参戦。
「レーサーという立場から環境問題に対して何らかの情報発信が出来れば…」
今回のレース参戦には、ただ順位を競う目的ではなく、
これからの車環境を変えるかもしれない、大きな使命もあります。
レース開始前は、完走すら怪しまれるという意見が多かったのですが、
どうやら、ゴールが見えてきたようです。

まもなく片山さんの車は、パリダカールラリーの過酷な道程を終えます。

来年は、天ぷら油で走る車の出場が増えることを願います。

本当に過酷な道程はパリダカールラリーではなく、
身近な環境の改善への道かもしれません。

(片山さんのパリダカールラリーの情報はこちらの速報から見ることができます。)


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